金沢マラソン2022

金沢入りする前に皇居でジョグをしたら右ハムストリングがピキっと張った。週半ばに疲労が残っているのに筋トレをしたせいか、あと右股関節も張りもある。調整失敗とまでとは言わないがもうちょい上手くできたんじゃないかと思う。とりあえずセルフケアしたりと前日までロキソニンテープを貼ったりしてやれることやっとく。

そんな感じで朝を迎えたんで正直不安もあったけど、やることやってきたし誰かと競うわけじゃないので後は楽しめたらダメでもいいかなと思えた。8時35分スタート、目標は3時間5分切りです。出だしの感覚はちょっと脚重い？金沢マラソンのコースは前半１０kmは緩やかな上り基調が続いて、そこから下るというマラソンとしてはタフなコースで脚が重いのはコースのせいかわからないけどターゲットタイムのキロ4分22秒を意識して走る。

とりあえず余裕を見せる4km時点。やあ

出だしはスピードに慣れるために身体に負荷がかかる、特に心肺に。息が荒くなり巡航速度に慣れると息が落ち着いていく。最初の5kmは22分ジャスト

金沢の繁華街片町を抜けると、ここからキツイ登りが2箇所あってそこは抑え目でキロ4分30秒でクリア。１１km地点で最高地点でそこから一気に下り基調へ。この5kmは22分8秒

上ってからは下りになるが意外にとスピードが乗らない。トンネルもあって手元時計が正確さに欠けるせいかキロ4分22秒を意識しているがそのタイムを下回る。やっぱり調子悪い？のかなと思いつつ。この5kmは後で見ると結果的には22分3秒とまずまず。つぎの20km地点の5kmタイムは22分8秒。

下り切ったとこでお待ちかねの尿意がもよおしてきた。嘘です、10kmくらいから尿意ありました。激しい尿意じゃ無いのでこのまま最後まで行けるかなと思ったけど今回の金沢マラソンって補給所や応援のホスピタリティも高いけど何よりトイレの数が多い。事前に確認していたけど2km毎くらいにある。すごいぞ金沢、入るべ。

ただ走りながら横目でトイレをチェックしていたけど基本沿道沿いから少しセットバックした位置に仮設トイレがあってポイントによってトイレまでの距離が違う。場所によっては走っている道路からは仮設トイレの位置がわからないくらい奥まった場所にありそうでそれって42.195kmじゃなくて42.3kmになりません？それって走って距離に足してもらえませんかねと思うくらい。そんなトイレはハズレだ、入るものか！思いながらパスをしたり、視界に入る位置にトイレは見えるけど42.200kmくらいで、でももっと近いトイレがあるはず！とスルーするが次のポイントはやっぱり奥まっていてかーーさっきのトイレ入っときゃ良かったとジレンマと尿意との戦いで走ってた。なんとかアクセスの良いトイレを見つけて入ってことなきを得た。24秒のロス、ヨシ！（早いでしょ）そして5kmは21分53秒とスッキリしたせいかトイレタイムのハンデを感じさせない快走。

ここから少し都心部から離れて応援もまばらになっていく。淡々と走りながらいいペーサーが見つけたと思ってついて走ると意外と早くてキロ4分15分とか出たりして30km地点で今回最速の5km21分39秒。サブ3で走るなら21分15秒でずっと走らないといけないけど、まだ今の自分ではイメージできない。

30kmを超えてここから少しずつしんどくなってくる。いわゆる３０kmの壁と言われているやつで体の中のグリコーゲン（糖質）が枯渇してスピードが落ちるところ。ただ自分としてはスピードは無いけどスタミナタイプなので多少は自信はある。毎朝何も食べずの枯渇状態で走っているので糖質だけに頼らず脂肪もエネルギーとして使えるプリウス並みの燃費の良さで３０km超えてもハンガーノックにはならない（燃費が良すぎて痩せないけど）もしスピードが落ちるとすれば筋疲労で足がおぼつかなくて落ちる方が先です。なので34km地点でまだ笑える余裕あり

この時点で残り10kmないじゃんと思いながら淡々と走る。キツイけど懸念していた足の張りもあるけど多分最後まで持つだろうと確信できて気持ちも楽になった。最後の5kmも垂れずに上げれて21分48秒、残り2kmは流石にキツイけど気分が高揚してアドレナリンが出て気持ち良くゴール。グロスは3時間６分ちょいで、ネットタイムは3時間5分16秒と目標は達成できなかったがPBは5分以上も更新できたので良しとする。いやー楽しかった。

終わってすぐに会場を後にして３０分後には家族と合流してランチ。昼からビールを飲んで、長いことカフェインレスコーヒーで過ごしていたのでコーヒーも飲んで満足です。夜は飲んで食べて腹パンです。

終わったらカキフライ食べようと思ってた

これで今シーズン前半戦は終了。東京マラソンまで4ヶ月、残り5分ちょいを縮めるためにどうすればいいか考えてやっていくけど、とりあえずちょっと休もう。近いうちにカキフライもう1回食べよう。