前日22時前に寝て5半に起きる。まあまあ寝れた。準備しながら朝食をとる。食べたのはミニどら焼き、レトルトの鶏がゆ、味噌汁それとツアーで手配してくれ大きめオニギリを1つ。
シューズはレース初投入のasicsのMETA SPEED SKY PARISで走る。
7:20にホテルを出てスタート地点へ。私はBブロックスタートでほぼ最前列に並べた。Aブロックは人数が多くないのでがスタートラインに結構近い。
9:15スタート。スタートは東京マラソン比べても混雑はなく走りやすい。ストレスフリーで焦ってスピード上げることもなく走れるので心拍も上げず済む。天気は快晴で気温は8度でマラソンには最高のコンディションです。唯一の懸念は右ハムストリングは張りがあることくらい。最初の5 kmは21:03(4:12min/km)いい出だし。
今日の目標は東京マラソンの記録2:58:30を上回る 自己ベスト更新。そのためにはアベキロ4:13min/kmで走る必要がある。しかしエライ後ろから抜かれる、不安になるくらい。レース後に考えてみたらAブロックはエリート選手のみでBブロックはサブ2時間30分クラスも結構居そうだったので、私がBブロック最前列にいたので速い選手に抜かれていったんだろう。気にはなるけど、集中して走れてる。10km地点の5kmLAPは21:01(4:12min/km)
どっかのマラソンの偉い人が「30kmまで眠るように走る」と言ったみたい。後半のために30kmまでは頑張らないで30km以降からが本番ってことらしい。なので事前にコースはざっとしかみてなくて観光名所も出てくるが景色全体をぼんやりを見ながら走る。イメージとしては自分自身をコクピットで操縦してるけど自動運転モードにして操縦者である自分は横になって走らせてる感じ。右ハムストが違和感あり、爆発しないことを祈るしかない。15 km地点5kmLAPは20:58(4:10min/km)
引き続き淡々と走ることだけに集中してリソースをのムダ遣いをしない。色々考えないないようにする。この先の事、右ハムストの事とかなるべく考えないようにする。ある程度集団が落ち着いてきたので流れについて走っているとスピードに乗るので意識的に抑えめ目にしないといけない。心拍も160超えるこなく気持ちよく走れてる(私の閾値心拍は162前後)。20 km地点での5kmLAPは20:52(4:10min/km)
ハーフ地点で1:28:28。この地点で思った正直な感想を言うと「まだあと半分走れる。」かなりポジティブなマインドだった。ベルリンマラソンは世界記録も出やすい高低差はわずか20mのフラットなコース。その上調子もまずまずなのでPB更新が頭をよぎる。25 kmでの5kmLAPは21:00(4:12min/km)
ただずっと順風満帆とはいかず、少しずつ身体からクレームが出始める。右ハムストの違和感が強くなるが痛くはない。そして27km地点でモルテンのジェル配布地点で少し登りになる区間ありそこで急に足が重くなる。両足の内転筋がピクつく。んー。30 km地点、こっから頑張るぞい。5kmLAPは20:56(4:11min/km)
全体的にゆるーい下り基調なコースもあってキツくなり始めるがなかろうじてペースは維持する。右ハムストは相変わらず。35km、あと10kmないぞ。5kmLAPは21:01(4:12min/km)
ここまでほぼイーブンペースで走ってこれたが、ここでペースが落ちた。右ハムストの痛みレベルが一段階上がった。途中、参加しているランニングクラブの監督こわだくん(マラソンYouTuber?)が柔道着を着てサブ3で走るというギネスに挑戦中を見つける。少しだけ挨拶をして抜かさせてもらう。柔道着は走りづらそうだった、、。40km地点での5kmLAPは21:12(4:14min/km)
あと残り2kmちょい、あとはメンタルだけで走る。余力があれば最後にラストスパートかけようと思っていがそれどころでない。ペースを維持するのが必死だが、それもできてなかった。ただ右ハムストは吊りそうにはない感じなので自己ベスト更新を確信して走る。そしてゴール2時間57分23秒。自己ベスト更新できた。海外マラソンで更新できたのは嬉しい。ゴール後にとりあえずノンアルコールビールで水分補給して荷物を受取りツアー仲間とホテルへ帰る。終わった、とりあえず、今はビールのことだけ考えたい。
ほぼペースは一定で5kmLAPの誤差は3秒以内に収める。これをLINEで妻に送ると「普段は雑なのに」とありがたいお言葉を頂戴する
ホテルに戻ってシャワーを浴びて、ちかくの屋台村でビールとカリーヴルストを食べる。走ったあとの体に沁みる。てかキマリそう
なんだろソーセージの輪切りにケチャップとカレー粉をかけただけなのに美味い。