5時10分に起きてすぐに朝食を作る。ここんとこのレース前の定番になっているオートミール中華粥を食べる。あとカステラとか甘いものを、早めに食べておかない走っている時に気持ち悪くなりやすいので。7時過ぎに自宅を出てアップがてら少しジョグって曙橋駅まで、そこから都営新宿線に乗って会場入りする。今回Bブロックからのスタートで早めに整列したのでブロックの先頭に陣取れた、前のAブロックは100人くらい？しかいなくてスタートゲートが目に見える距離感なのでタイムロスはあまりなさそう。
定刻9時10分にスタート。今回コロナ禍前と同じ出走者数に戻ったので出だしの混雑のは他の大会よりも密集度が高くて圧倒される。前方からのスタートだったがガンガン抜かされている。でも順位を競ってるわけじゃないのでいいんだけど正直少し悶々とします。
前半の市ヶ谷までの5kmは下り基調が続くので頑張らなくてそれなりにスピードは出る。しかし、このペースで最後まで走りきれるか不安だわ。5km地点の市ヶ谷で妻子と先輩夫婦の声援をもらって通過する。テンション高め
ここからはほぼ平坦な道のりで橋を渡る時に若干斜度が上がるくらいで東京マラソンは超高速コースです。このコースでサブ3できないと、どの大会でもできないだろう。ましてや天候は曇り、気温で10度前後とマラソンにとっては最高のコンディションだし。
東京ドーム脇を通って神保町方面へ向かう。かなりいいペース、キロ4分10秒前後で進んでいく。サブ3で走ろうと思うと1キロ4分15秒で走る必要があり、トイレにピットインしたくなる問題もあるからキロ4分12秒のイーブンペースくらいで走る。結局この日はデカフェで1週間のカフェイン断ちのおかげもありトイレに行かずに済んだ。ここらでキャップに風船の目印ををつけたサブ3のペースセッターがサブ3を狙っている集団を引き連れて後ろから追い抜いていく。事前にこのペースセッターの存在は知っていたので、これに乗っかって一緒に走ることにする。かなり大きな集団で風除け効果も高そうだけど混雑していて走りにくいという難点もある。
靖国通りに入って東へ。気温と天気のせいか給水はを取る人が通常より少ないような気がする。自身も基本なるべく給水はするが今回3回に1回はパスするくらい。ただサブ3ペースの集団で走るので給水する時も取りにくさはある。これはまだマラソン経験値が少ない自分にはストレスフルでした。
中央通りを左折して上野方面へ。ペースセッターに着いていくが、なにげのペーサーが速い？着いてはいけるけど1キロ4分10秒以内でラップすることもあり、このまま着いていった場合に最後まで持つかわからないので作戦変更して自分のペースで走る。徐々にペースセッター集団から離れていくがこのあと重大なミスに気づく。上野御徒町あたりで折り返す、風もほとんどないので方角に関係なく走りやすい。
中央通りを南下して日本橋で左折して茅場町方面へ。弊社前を通る。市ヶ谷から移動した妻子と後輩も応援にきてくれた。
会社2階から。撮影場所としてはかなりいい場所だったみたいだけど私が見つけられなかったみたい。
妻のスマホで。暑くなってきて身の回りのものをS藤くん投げつける瞬間です。テンション高め
ここから浜町経由して浅草橋へ。17km地点でチェックしていた給食の羊羹をゲットして雷門で折り返す。ハーフマラソンをキロ4分3秒で走ったんで、このペースだったらまだまだ余裕だけど。やはり最後まで走れるか不安は拭えない。
蔵前橋通りに入って清澄白河方面へ。ここまで手元時計でキロ4分10秒くらいできてるので余裕があると思っていたが、中間地点にタイマーが設置されててそこを通過した時に1:30:11。おーーだめじゃん。これじゃあ2倍すると3時間以内に収まらない（汗）ランニングウォッチのGPSが曇り天気のせいが精度が落ちていて思っているよりも実際のペースは遅かったみたい。ここでかなり焦って自分への一つの問いかけが「自分さ、残りの半分今より速く走れるん？」
いや走りますよ（汗）およそ50m先にペースセッターの風船が見えたのでそれを目標に少しずつペースを上げる。一気に上げると足に負担が掛かるので少しだけペースを上げて追いつくか様子見ながら走る。3kmくらいかけてやっとこさ集団に追いつく。やはり集団内だと混雑してて走りづらい。
門前仲町あたりで折り返してまた蔵前橋通りに戻り、また自社のある水天宮方面へ走る。ランナーズハイでテンションが高い。
ここで30km地点。北海道マラソン、金沢マラソンのときはこの30km地点から、しんどくなってきていた。今日は気温のせいかキツイってほどでもないむしろ調子いいかもと思えた時点でサブ3達成をほぼ確信できた。ここから永代通りから中央通りに入ってあとはもう自分のペースで行こうと決めてサブ3ペーサーから飛び出して前にでる。ペーサー集団から前に出ると途端に人が少なくなるので給水も取りやすい。キロ4分10秒以内くらいを目安に走る。日比谷通を南下して田町で折り返す。ちなみどれくらい調子が良かったというと全て撮影ポイントでカメラ目線を送る余裕があったほどだ。
ただ残り3km切ったらさらにペース上げて追い込むぞ！って思ったけど、自身で思っている以上に疲れていて限界に近いせいか上げれなかった。せめてペースは落とすまいと踏ん張る。残り1km、少しでもペースを上げるぞと手元時計を見るとサブ3はもちろん2時間59分も切れるかもと最後の足掻き。でも大してスピード上がってなかったと思う。順位は中間地点から600人くらい抜いて暫定でジャスト1500位でゴール。
ネットタイムでサブ3行ければいいと思ってたけどネットで2時間58分31秒、グロスタイムでも2時間58分49秒と59分ギリできた。やったー。正直に言いますとゴールした時ちょっと泣きました。3年間頑張った甲斐ありました。ちょっと休んでまた頑張ろう。
